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皆さんこんにちは!
株式会社秀英舎の更新担当、中西です!
さて今回は
~育成~
ということで、荷揚げ工事における人材育成の現状と課題、そして未来をつくるための育成ポイントを、深く具体的に解説していきます♪
いま、荷揚げ業界において最も深刻な課題は何か?
それは、「人手不足」と「人材育成の困難さ」です。
かつては「体力があれば誰でもできる」と言われていた荷揚げ作業ですが、今では安全管理・品質管理・スピード・現場マナーなど、高い技能と責任が求められる“プロフェッショナルな仕事”へと変化しています。
「きつい」「暑い」「重い」「汚れる」
怪我や腰痛リスクがある
作業場所が現場ごとに異なり、生活リズムが乱れやすい
👷 若い人が敬遠する“3K(きつい・汚い・危険)”のイメージが根強く、定着率が低い業界とされがちです。
正社員登用の道がない業者も多い
給与水準や昇給の仕組みが不透明
「一生できる仕事ではない」という先入観
💬「長く働けるビジョンが描けない」ことが、若手の流出につながっているのが現状です。
作業内容が属人的(先輩のやり方=正解になりがち)
マニュアルや評価基準がない
育成担当者による“当たり外れ”が大きい
📌 技能の“見える化”ができていないことで、「何を頑張れば評価されるのか」が不明確なのです。
従来の「見て覚えろ」式では、定着も育成も進みません。
マニュアル(写真・動画)による手順説明
搬入手順/資材の種類/階段・エレベーター対応/養生方法などの分野別教育
搬入前・中・後の安全確認ルーチンの標準化
📝 新人にも分かりやすい形式で、再現性の高い教育が鍵です。
Level 1:基礎的な道具の使い方・挨拶ができる
Level 2:軽量資材の搬入・分別配置ができる
Level 3:重機・養生・報告が自立してできる
Level 4:新人指導・資材管理も任せられる
🎯 スキルに応じた昇給・職責・手当を明確化することで、成長意欲と定着率が向上します。
特定の先輩に依存する育成では、教育の質に差が出ます
チームで新人を育てる体制(ローテーション指導・定期フィードバック)を整える
教える側への教育スキル研修(リーダー研修)も重要
👥 教え方の技術もプロのスキル。「教える力」が現場全体の力を底上げします。
労働時間・休憩時間の明確化
重量物の運搬に補助具を活用(台車・背負い器・滑車など)
評価基準を点数化し、努力と成果が正しく報われる仕組みを
📌 評価されない環境では、人は育ちません。
「頑張れば上がれる」ルートを見せることが離職防止のカギです。
技能実習・特定技能制度を活用した外国人材の導入
女性スタッフでも活躍できる軽量資材分野や事前準備作業の仕組み化
🌏 多様な人材が安心して働ける環境こそ、持続可能な荷揚げ業界の基盤になります。
ある業者では、動画マニュアルと社内資格制度の導入により、
入社3か月以内の離職率が【35% → 12%】に改善。
💬「やるべきことが明確で、自分の成長が実感できた」との声が多数。
毎週1回のミーティングで、先輩からのポジティブフィードバックを行う制度を導入。
“怒られっぱなし”から“褒められる文化”へ変化。
📈 これにより、半年間で定着率が20%改善、紹介入社も増加。
荷揚げ工事は、現場の最前線を支える大切な仕事です。
力だけではなく、安全を守り、スケジュールを守り、資材を大切に扱う。
そのすべてが、“現場を動かす”という誇りある仕事です。
だからこそ、次世代を担う人材を「育てる覚悟」と「環境づくり」が必要です。
育てることは、未来をつくること。
私たちはこれからも、荷揚げという現場力を「人の力」で支えていきます。
そして弊社では一緒に働く仲間も募集をしております♪
お問い合わせはお気軽に♪
皆さんこんにちは!
株式会社秀英舎の更新担当、中西です!
さて今回は
~ポイント~
ということで、今回は、荷揚げ工事の現場で私たちが最も重視している5つの重要ポイントを、実体験を交えながら深く解説します♪
こんにちは。私たちは建築現場において、資材搬入・荷揚げ作業を専門に手がけている業者です。
住宅からビル、商業施設、マンション改修など、多様な現場に対応してきました。
荷揚げ工事は、建設現場のスタート地点とも言える作業。“現場の流れを止めない”ために欠かせない工程です。
しかし、「ただ運べばいい」「力仕事だけ」と思われがちなこの業務には、実は高い技術力と現場理解力、安全配慮が求められます。
荷揚げ工事とは、建築現場において資材を指定の場所まで搬入・運搬する作業です。
階段や仮設エレベーター、手作業での搬入など、現場の状況に応じて柔軟な対応が求められます。
対象となる資材は多種多様:
石膏ボード/軽鉄材(LGS)
フローリング材/建具/サッシ
タイル/配管資材/空調設備機器 など
📦 搬入タイミングと施工スケジュールの関係も密接で、段取り命の仕事とも言えます。
資材の運搬は常に転倒・落下・挟まれ・腰痛リスクが伴います。
特に注意が必要なポイント:
石膏ボードなど大型・重量物の搬入は2人以上で実施
転倒・滑落防止のため、現場階段の養生と整備
階段・踊り場・廊下の見通し確保と声かけ
📌 荷揚げスタッフは「作業員」である前に安全管理者の目線を持つべき存在です。
資材を丁寧に運ぶことは当然ですが、そのためには搬入経路の整備と事前確認が不可欠です。
養生シート・クッション材による壁や床の保護
サッシ・開口部・階段手すりなどへの事前マーキングと保護
養生がない=トラブルの原因。建築現場での信用低下にも直結
📦「モノを壊さない」「周囲を傷つけない」もプロの荷揚げの条件です。
資材は、ただ運ぶだけでなく指定された場所・順番に配置することが求められます。
現場監督や職長との事前打ち合わせ(配置指示)
重ね置きNG資材の仕分け搬入
各階・各部屋ごとの区分けとラベリング
🎯「どこに」「どれを」「どの順で」配置するか。
この段取りが、後工程のスムーズさ・品質・職人の信頼につながります。
荷揚げ作業が遅れると、後続の内装・電気・設備工事に連鎖的な遅延が発生します。
他業者との搬入時間のバッティング回避
トラック到着・積み下ろしの時間厳守
早朝/夜間/休日搬入など、柔軟な対応力
🕒「時間にルーズな荷揚げ業者=現場を止める業者」
という評価にならないよう、スケジュール感覚は最重要スキルです。
荷揚げ工事は、現場に関わるあらゆる業者との調整力が問われます。
職人への挨拶・確認・状況共有
元請・監督への報告・連絡・相談
荷主や資材メーカーとの納品時の応対
📞 伝達ミスが破損や誤納品・再搬入を招きます。
だからこそ、作業前の打ち合わせ・搬入後の報告は必ず行うべきです。
荷揚げは「若い人しかできない」と思われがちですが、効率的な段取り・道具活用で年齢問わず活躍できる場も広がっています。
工期の短縮化が進む中、搬入スピードと正確性が両立できる荷揚げ力が求められています。
割れやすい高級フローリング、重たい複層ガラス、形状の複雑な建材など、搬入スキルも進化が必要です。
荷揚げ工事とは、ただの力仕事ではありません。
それは、
安全と品質を守るための責任ある作業であり、
スケジュールを支える段取りの要であり、
建設現場の信頼と連携を形にする“現場力の原点”でもあります。
だからこそ、私たちはこの仕事に誇りを持ち、日々の確認・対話・工夫を惜しまず取り組んでいます。
そして弊社では一緒に働く仲間も募集をしております♪
お問い合わせはお気軽に♪